【おわりに】

九州森のようちえんのつどい代表 
幸山昌生

 平成24年度は合計4回の実施でしたが、参加者自らの体験から始まり、季節感を楽しむ「季節のテーブル」実習、地域の現場での講座開催、農的暮らし、たき火カフェ、などを取り入れました。アンケートに記述があるように、実際に日々の保育につなげているケースも現れています。

 自然の中での活動に大切なものとして「センス・オブ・ワンダー」の輪読を通して子どもの心に寄り添うことを共有してきました。また、下見を繰り返すことの大切さは自然へのまなざしを育んでくれます。やさしくもあり、厳しくもある自然。日々変わりゆく季節を楽しみ、そのなかで生きるよろこびを子どもも大人もわかちあう社会、そんな未来を信じています。