平成25年 4月24日

子育て支援センター・保育所(園)長 様

熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会
会 長  榊 田  正 治

 

第1回 子育て支援スキルアップセミナー
  5回シリーズの開催について(ご案内)

 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このことについて、下記のとおり開催いたします。ご多用中かと存じますが、関係職員の参加について、ご配慮下さいますよう、ご案内申し上げます。

 

1. 主催
熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会(熊本子育てネット)
2. 日時
第1回 平成25年 6月 3日(月)  10時 ― 16時
第2回       7月 5日(金)  〃
第3回       8月 1日(木)  〃
第4回      10月 3日(木) 〃
第5回      11月25日(月)〃
3. 会場
熊本県民交流会館パレア( 第7会議室 または 第8会議室 )
4. 研修名
子育て支援スキルアップセミナー 5回シリーズ
5. テーマ
『 子どもの発達をとらえ直す 』
― よりよき子育て支援をめざして ―  
6. 講師
山田 真理子 氏
( 子どもと保育研究所ぷろほ・九州大谷短期大学名誉教授 )
7. 研修の目的
子育て支援を行うものに求められる資質の中でも、とりわけ子どもの発達を理解する能力は大きな比重を占める。今までそれぞれ個人が主観的な視点で、漠然ととらえていた子どもの発達を、あらためて客観的にとらえ直すことにより、子どもへの理解をさらに深め、より適切な援助技術を習得することを目的とする。
今回は、事前にレポート提出を義務づけ、グループディスカッションを含みながら、参加者が主体的に学びます。
8.  対象
主任・中堅保育士以上の保育士・子育て支援センター担当者。
9.  定員
40名(定員になり次第締め切ります)
10.  申し込み先
別紙申込用紙に必要事項を記入の上、5月8日(水)までに、FAXにてお申し込み下さい。
11.  受講資格
参加者は5回連続受講できるものとし、事前レポート提出を課題とし、
5回連続できたものには修了証書を発行する。
12. 研修日程
9:30 受 付
10:00 開会
  講義1
12:00 休憩
13:00 講義2
  コーヒーブレイク
  講義3
16:00 閉会
 
13. 参加費
一人当たり(5回分)     10,000 円
(第1回目の受付で徴収致します)
14. 研修内容・方法
日程・会場 内 容  (兼 事前レポート題)
第1回
6月3日(月)
熊本パレア
第8会議室
0~1歳児の発達
ほとんど記憶にない乳児期だからこそ、身体の反応として蓄積される基本的信頼感。それを支える保育とは?(育児担当制の意味)
第2回
7月5日(金)
熊本パレア
第8会議室
  2~3歳児の発達
自我の芽生え、自己主張、想像力・・めざましい発達を遂げる幼児期に関わる保育者としての専門性は?
第3回
8月1日(木)
熊本パレア
第7会議室
 発達のもつれについて(事例提出)
発達には様々なもつれが生じる。もつれを抱えた子どもの辛さに寄り添う感性をもった保育者が、子どもの側にいてくれたら・・・
第4回
10月3日(木)
熊本パレア
第7会議室
 発達の把握について
子どもの発達をとらえる様々な発達検査と言語発達を促す遊びを日常の保育に活かすスモールステップを学ぶ。
第5回
11月25日(月)
熊本パレア
第7会議室
  保育所保育指針について
保育所保育指針は一つ一つの文章が保育を見直すヒントの宝庫。
午後は、事前に出された質問に答えます。

*受講者は、事前レポートの提出を課題とする
下記のテーマについて1200字程度のレポートを提出郵送またはメール・FAXして下さい。事前レポート送り先( 文政保育園 〒869-4222 八代市鏡町両出65-2 )
TEL 0965-52-1219   FAX 0965-52-1056)
mail : matsura.shirou@topaz.plala.or.jp

第1回 締め切り 5月22日(水 第4回 締め切り 9月21日(土)
第2回 締め切り 6月24日(月) 第5回 締め切り 11月11日(月)
第3回 締め切り 7月19日(金)
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事前レポート様式のダウンロード

申込用紙のダウンロード



講師プロフィール

山田 真理子(やまだまりこ)

NPO法人子どもと保育研究所ぷろほ 理事長
九州大谷短期大学名誉教授
NPO法人 子どもとメディア 代表理事
NPO法人 チャイルドラインもしもしキモチ 代表理事

 

略歴

群馬県生まれ。
広島大学教育学部心理学科卒。京都大学大学院 教育学研究科 修士・博士課程修了.
河合隼雄先生に師事して、臨床心理学、箱庭療法を学ぶ中で、保育現場で心のケアが出来る保育者の必要性を痛感し、幼児教育学科で教鞭をとる傍ら、2000年に保育心理士資格を立ち上げ、その認定と養成に全国をまわる。還暦を機に大学教授の職を辞し、子どもの心に寄り添う保育者と、その保育者養成にかかわる大学教員養成のための場として、『子どもと保育研究所ぷろほ』を立ち上げる。
また、NPO法人子どもとメディアの代表理事として、子どもたちのメディア依存に関する先駆的な活動を展開している。夫(精神科医)・長男・長女・次男の5人家族。

専門分野 臨床心理学・幼児心理学

著書『子ども・こころ・育ち~機微を生きる』『子どもたちの輝く時を求めて~ある表現教育実践~』(エイデル研究所)『保育と心理の架け橋』『抱っこしていいの』他多数。