平成29年度事業計画・テーマ(案)

テーマ  新たな「子育て支援」を問う 
-新しい時代を見据えて -

 

 

 平成30年度より保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が新たに施行される。中でも注目されるものの一つに「第4章 子育て支援」があると考える。
今までも指針の中に文言として存在はしていたが、いよいよ「章」立てて子育て支援の必要性が示された時代となってきた。新たな役割が保育所・認定子ども園に求められてくる事になるのかもしれない。
しかしこの「第4章」にある子育て支援とは、今まで我々(子育て支援センター)が使っていた「子育て支援」と果たして同じ意味であり、同義語と言えるのだろうか。
実はこれ、『新たな子育て支援』とも言うべき新しい概念ではないだろうか、というのが本年度本会のテーマであり、来年度を見据えた問題提起と言える。
会員園各位においては子育て支援センターのみならず、来年度より本体事業である施設においてどの様な「子育て支援」をしていくのかが今後問われることになりはしないだろうか。従来では「保育内容」が各施設の評価として大きな位置を占めていたが、今後は園児を対象とした「保育」の枠組みだけではなく、「子育て支援」という大きな枠組みの中でも評価されていく時代へとなっていくのかもしれない。
従来の子育て支援の延長線上に指針や教育・保育要領を見るのではなく、新たな概念として向き合っていく必要性を感じている。そのために必要と思われる事業計画を以下に提案し、会員園からも新たな事業の提案を望む。

1 カウンセリング研修
2 スキルアップ研修
3 子育てコーディネーター養成講座
以上の3つのコースを修了した受講生には、当協議会より
『熊本県子育てコーディネーター』の認定証を発行します。