令和2年12月23日
子育て支援センター・保育所(園)長様
熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会
会長 小 岱 紫 明
【開催趣旨】
今年は新型コロナ対策として沢山の施策が打ち出されましたが、その中の一つに「自粛の要請」というものがありました。当初は学校の休校という自粛要請から始まり、現在でも様々な「自粛の要請」が出されています。本来各自の自発性に基づくはずの自粛は、要請という形で長期化を辿り、各分野に心理的な負担がかかる期間になりました。
また「持続化給付金」「休業支援金」等の新型コロナ対策給付金の支給が今年いっぱいで終了という中で、「リモートワークの推奨」という流れも加わり、より一層雇用の問題は子育てへと負荷をかけてくることが心配されています。
それまで社会資源を活用することによって保たれてきた「仕事」と「子育て」の両立という生活リズムが変わり、一気に家庭や保護者に重くのしかかってくることではないでしょうか。そしてこのことは、児童虐待が「潜在的」から「顕在化」、そして「深刻化」へと一気に進む可能性がありはしないでしょうか。更に全国で起こる「自然災害」への不安。これらの出来事は、今後子育て支援や児童虐待の現場へどの様な変化や影響をもたらすのでしょうか。またそれらの変化は、我々が今まで培ってきた児童虐待対応や子育て支援の在り方や常識が通用し、かつ対応可能な変化に収まると言えるのでしょうか。
熊本子育てネットでは、今後の児童虐待対応及び子育て支援の在り方・考え方について、現在の流れを踏まえて継続的に深めていくことを目的とし、下記の研修を企画致しました。
大変な時期かとは存じますが、どうかご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。
記
熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会(熊本子育てネット)
令和2年度 第1回特別セミナー
「児童虐待対応担当者支援」研修会
~ 児童虐待防止への取り組みは、新たな局面を迎えたのか ~
令和3年1月28日(木) 14時00分 ~ 16時30分
熊本県総合福祉センター 5階 研修ホール
坂 口 明 夫 氏(子ども家庭支援センターあまぎやま センター長)
【略 歴】
家庭、学校、地域からの相談を受け、関係機関と連携し、厳しい状況に置かれた
子ども・家庭への様々な支援活動を展開。
〇大牟田市子ども支援ネットワーク会長 〇大牟田市社会福祉法人地域公益活動
協会運営委員長 〇大牟田市教育委員会就学指導委員(心理相談担当) 〇おおむた
子ども・地域食堂ネットワーク事務局 〇熊本県立玉名高等学校・附属中学校育友会
会長 他多数
子育て支援センター職員・保育士・主任保育士・施設長等
40名(定員になり次第締め切ります。)
無 料 (※ 会員外は 1,000 円)
13:30 | 受 付 |
14:00 | 開 会 「児童虐待対応担当者支援」研修会 ~ 児童虐待防止への取り組みは、新たな局面を迎えたのか ~ 講師 坂 口 明 夫 氏 (途中休憩有り) |
16:10 | 質疑応答 |
16:25 | 閉 会 |
16:30 | 終 了 |
以上